ノルムとトとアクライで

“norm” presents and offers works primarily by artists based in Japan, including
ceramics, wooden works, objects, garments, and paintings, while also organising
solo exhibitions with the artists we work closely with. Alongside the activities in
our gallery space, we have held a series of popup-style presentations titled
“norm exhibitions” in various locations across Japan.
This exhibition is an extension of those ongoing activities and marks our first
presentation outside Japan. It will take place at “store acrai” in Antwerp, Belgium.
The occasion for this exhibition arose through “to”, who once worked as a
member of the “norm” staff and is now based in the United Kingdom. It is through
her presence that “acrai” and “norm” were brought into connection, allowing this
project to take shape.
 
For this popup, we bring together a selection centred on vessels, objects, and
textiles that “norm” has introduced in its daily practice, together with stationery
works by “to”, forming a shared moment within the space. The works have been
chosen from artists with whom we have built relationships over time. While they
carry the material sensibility and quiet presence rooted in Japanese culture, they
also hold a resonance that can meet the atmosphere of another place.
With their background in the climate and culture of Japan, the selection was
made with the intention that the works may find a natural place within the context
of Belgium, where this exhibition is held.
We turn our attention to the subtle sensations that appear between land and living,
between living and people, between people and objects. These works exist as tools
for use, yet at the same time as presences that quietly alter the quality of everyday time.
 
We hope to create a scene in which people meet one another, and where people
encounter things.Even across distant places, we wish for small points of contact to
emerge between different cultures.Although the exhibition period is short, we hope
that this occasion may become the beginning of new encounters.
On the opening day, a reception will be held. Please feel free to spend some time
with us, with a drink in hand.
 
 
これまで、日本各地で開催させていただきました「norm展」。3年前の札幌、一昨年の山梨、
去年は岡山、各地の皆さまにお力添えをいただき、和歌山を離れての企画展を開催させていた
だきました。本当にお世話になりました。 今年はその延長線上のものであり、初めて日本を離
れての企画展を開催させていただきます。会場はベルギー、アントワープの「store acrai」にて。
 
本展開催のきっかけは、かつてnormのスタッフとして働き、現在はイギリスを拠点に活動して
いる樋口 によるものです。acraiとnorm、両者を繋いでくれたのは、彼女の存在があってこそ
した。今回の縁に心から感謝しています。
今回も、normが日常的に紹介している器やオブジェ、布物などと、toの文具を加えてひとつの
時間をつくります。 選出したのは、これまで継続的に関係を築いてきた作家たちの作品の中から
和の素材感や佇まいを内包しながらも、他の土地の空気とも確かに響き合うものです。日本の文
や風土を背景に持ちながら、ベルギーという環境の中でも自然に受け取られることを意識しま
した。 その土地と暮らし、暮らしと人、人と物、その関係のあいだに立ち現れる感覚に目を向け
て、用途 のための道具であると同時に、日々の時間の質を静かに変えていく存在として。
 
人と人が出会い、人とものが交わる景色を。 遠く離れた土地においても、異なる文化のあいだに
小さな接点が生まれることを願っています。短い会期ではありますが、この場が新たな出会いの
きっかけとなれば幸いです。 初日はオープニングとしてレセプションを予定しています。飲み物
を片手に、是非ゆっくりお過ごしいただけたら幸いです。
 
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norm展 Belgium
「ノルムとトとアクライで」
 
2026年7月10日(金)~13日(月)
 10日:11:00 - Last
 11日:11:00 - 20:00
 12日:11:00 - 18:30
 13日:11:00 - 18:30
 
Reception Party
7月10日
 11:00 - 17:00:tea time
 17:00 - Last:food&alcohol
 
 

 
 
|Acrai / Benjamin Antwi|  acrai-antwerp.com
Born in Ghana. In 2006, after moving to Belgium, he launched a skatewear brand,
followed by a streetwear label. He later founded the contemporary brand Acrai.
Entirely self-taught, Benjamin combines a refined eye for beauty with natural dye
techniques and thoughtful curation, honoring both his roots and future vision.

 

アルこぼ

今年で20周年を迎える「いとう写真館」。normでも毎年撮影会を開催させていただき、
気づけば10年来のお付き合いとなりました。1年に一度、同じ場所でカメラの前に立つ
こと、その時々の姿を写真に残すこと。そうして積み重ねられた一冊のアルバムには、
家族のかたち、季節ごとのまなざし、言葉にならなかった時間が綴られています。
写真は過ぎ去った一瞬を留めながら、今を生きる自分の内側にその時を呼び戻してくれ
るもの。長く伊東さんの写真を見ていて、そう感じています。
 
本展では、これまで「いとう写真館」に参加された方々から寄せられた、撮影や写真に
まつわるこぼれ話を集め、アルバムからこぼれ出た記憶や感情の断片を会場に散りばめ
ます。いとう写真館の20年を、アルバムとこぼれ話を通して観ていただけたら幸いです。
 
会期終盤には毎年恒例の撮影会を行います。
伊東さんが2005年から始めた旅する出張写真館。銀塩モノクロフィルムを用い、家族、
友人、夫婦、親子、そして一人ひとりの姿を、時を重ねても色褪せることのないフィルム
写真として残し続けています。
伊東さんの写真は特別に飾り立てたものではなく、その人がその人であることを写し取る
ような写真。畏まった記念写真というよりも、日々の延長にある普段の姿、何気ない表情
や佇まいの中にその人らしさを見出し、一枚の写真として丁寧に残してくれます。
 
normでの撮影会も、今年で9回目を迎えます。初年度から毎年ご参加くださる方も、初め
ましての方も、この機会にぜひご参加ください。2日間と限られた期間ではありますが、
多くの皆さまにお越しいただけましたら幸いです。銀塩写真の深い美しさと、フィルムで
写真を残すことの大切さを、伊東さんの写真を通して体感していただきたいです。
 
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いとう写真館展
「アルこぼ」
 
2026年6月20日(土)~28日(日)
13:00 - 18:00 会期中無休
 
27日(土)・28日(日)|10:00 - 18:00
 
在廊日|20日(土)
 
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いとう写真館
「撮影会」
 
銀塩モノクロフィルムで一枚の写真を残しませんか。
家族、恋人、友達、もちろんあなたひとりでも。
仕上げは台紙、アルバム、木製パネルなどからお選びいただけます。
 
6月27日(土)・28日(日)
10:00-18:00 (最終受付 17:40)
¥25,080〜 (撮影・現像・プリント代)
仕上げは、台紙・アルバム・木製パネルなどからお選びいただけます。
各種サイズや仕上げにより価格がかわります。
 
撮影会のご予約・お問合せはinfo@norm-s.jpまで。
お名前、お電話番号、ご参加人数、ご希望日時を添えてご連絡ください。
 


   
|伊東俊介|  ito-photo.net
1971年生まれ。大阪出身・在住。
銀塩フィルムで家族の肖像を遺す「いとう写真館」を2005年からスタート。
ライフワーク活動として述べ15000組以上の家族へ肖像作品を届けている。

 


 

服と珈琲

モデルとして活動されている"青木沙織里”さんが立ち上げたブランド「Huminaa 」と、
青木さんと親交の深い長野県箕輪町のカフェ「一輪」さんとの展示販売会を行います。
 
「Huminaa」は定番のシャツやパンツ、コート、ジャンプスーツに加えて、 新作のサロ
ペットなど今年の春夏ものを、「一輪」は珈琲やジュース、焼き菓子などを届けてくれま
す。 3日間と限られた期間ではありますが、青木さんと一輪のお二人は全日在廊く さい
ます。ぜひ珈琲を片手にゆっくり展示をお楽しみください。
 
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Huminaa × 一輪
「服と珈琲」
 
5月30日(土)・11:00 - 20:00
5月31日(日)・11:00 - 18:00
6月1日(月)・13:00 - 18:00
 
在廊日|30日(土)・31日(日)・1日(月)
 
一輪さんが自家焙煎コーヒーやジュース、焼菓子を用意してお越しくださいます。
 
 

 
 

|Huminaa|  @huminaa_official
長年にわたりモデルとして活動する青木沙織里が立ち上げたブランド。
"Huminaa"はフィンランド語で鼻歌。鼻歌を歌いたくなるようなご機嫌な毎日を。
 
|一輪|  @cafe.ichirin
信州伊那谷の箕輪町にある築165年の古民家カフェ。無農薬や有機の素材を選び、
できる限りシンプルな材料で料理や菓子をつくる。派手さはなくとも毎日でも食
べたくなるような、心の安まる味わいを届けている。


 

深い緑、青緑、碧。森の奥でかすかに発光する光、見る者の意識を内へと導くような色。
木漏れ日が揺れ気配が涼を運ぶ「碧」、そんな色を目指してつくられた器を中心に、壺や
オブジェなど、用途や形式の枠を越えた様々な「うつわ」が並びます。
 
不安や混沌を抱える日々のなかで、感覚をひとたびニュートラルへと戻すこと。そのため
ささやかな拠り所として、本展がひとときの避難所となれば。と、櫻井さんは仰いまし
た。それぞれが異なる役割を持ちながらも場の中で等しく並び、静けさと向き合うための
契機なるように。うつわを手に取り、日々の中で用いることによって、やさしい感覚の
回復の場となることを願って。
 
初日には展示内イベントとして「イチと二の喫茶」と「薪火野のパン出張販売」を開いて
ただきます。今回のためにつくってくださる季節のオープンサンドやスープなどを櫻井
さんのうつわでいただく特別なひとときをお過ごしください。 
喫茶は予約不要、先着順で着席いただき、メニューの中からお選びいただく喫茶スタイル
です。ランチはもちろん、お茶の時間にもご利用ください。
 
皆様と共に過ごせますことを楽しみにしています。
 
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櫻井美奈子展
「碧」
 
2026年5月16日(土)~24日(日)
13:00 - 18:00 会期中無休
16(土)|11:00から
22日(金)・23日(土)|21:00まで
 
在廊日|16日(土)
 
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イチとニの喫茶
薪火野のパン販売
 
5月16日(土) 
11:00 - 18:00
 
内容|春の野のオープンサンド
   日々のスープ
   菓子・コーヒー・森の野の茶など
 
   薪火野のパン出張販売
 
予約不要・先着順で着席いただけます。(満席時はお待ちください)
メニューの中からお選びいただき、都度会計する喫茶スタイルです。ランチはもちろん、
喫茶としてもご利用いただけます。

 

 
 

|櫻井美奈子|  @orumina_kiln
大学時代に一年渡仏。雑貨買付、商品企画、ギャラリー企画勤務を経て、
奈良で山暮らし、作陶をはじめる。2013年、伊賀 木村華陀氏に師事。
2015年独立、奈良自宅にて作陶。


  

2026 SS collection

8度目となる MUYA展、2026年春夏コレクションを開催いたします。
昨年は”Huminaa”と合同で、春と秋に展示を行わせていただきましたので、MUYA単体
での展示は約2年ぶりとなります。
本展では、2026年の春夏ものとして新たに生まれた全てのアイテム、シャツやTシャツ、
パンツなどを中心に、カーディガンやリバリーコートなど多彩な新作アイテムが一堂に
びます。
 
決まった形を持たず、着る人によって姿を変え、日常の中に馴染んでいくMUYAの服。
ぜひ袖を通しにお越しください。
 
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MUYA展
「2026 SS collection」
 
2026年4月18日(土)~26日(日)
13:00 - 18:00 会期中無休
24日(金)・25日(土)|21:00まで
 
在廊日|18日(土)・26日(日)

 

 
 

|MUYA| muya.jp
何にも属さない水のようなもの
着る人のスタイルで変化し姿や表情を変えるもの


 

たゆたう

佐賀の地で制作を続ける水谷智美さんは、山から分けてもらった土に触れ、陶器と磁器の
間にある炻器(せっき)を用いて作陶されています。
 
主に水谷さんが手がけているのは、暮らしの中で手に馴染むうつわ。けれどその制作の奥
には、用途や機能が収まりきらない、もうひとつの造形的衝動が存在しているように感じ
ます。オブジェとも言い切れない、名づけがたい物体。そんな意味や用途のあいだを揺れ
動きながら、ゆっくりと輪郭をあらわしてきた作品を発表いたします。
 
本展では、彼女の原点へと立ち返ったようなオブジェ作品を中心に、照明や椅子、壁掛け
陶板など、用途と無用途の間にある作品が並びます。大部屋では一点物の作品を、小部
屋では通年つくり続けているうつわ作品を展示販売いたします。
 
暮らしの中で静かにたゆたうもの。今の水谷さんのかたちを是非ご覧ください。
 
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水谷智美展
「たゆたう」
 
2026年3月20日(金)~29日(日)
13:00 - 18:00 会期中無休
20日(金)・27日(金)・28日(土)|21:00まで
 
在廊日|20日(金)
 


 
|水谷智美|  @tomomi_mizutani
1977年福岡県に生まれる。1997年に愛知県立芸術大学陶磁専攻へ入学し
2003年同大学を卒業後は岐阜県飛騨市にて制作を行う。2015年に佐賀県
多久市に陶工房を開き、制作を続けている。

 


 

ほころぶ

約2年半ぶり2度目となる杉江薫さんの展示。
芽を抱えた枝、ほころびを待つ蕾、始まりの気配を宿す植物。芽吹きのときに立ち現れる
微かな変化と瑞々しさ。固く閉じていたものが緩み、内に秘めていたものが表に現れるよ
うな、今の季節の植物が空間に広がります。植物の声に耳を澄ませながら、山に漂うもの
を掬い取ったような、薫さんの手によって満たされる場をお楽しみください。
並ぶものは、季節の植物と、ガラスや陶磁を素材とした植物に合う器など。手にとってい
ただけますと幸いです。
 
また、初日の22日(日) は”minarusuy” 中田深雪さんにお越しいただき、「菓と茶の会」
を開きます。植物に包まれた場で深雪さんの菓子とお茶をぜひお楽しみください。
会をゆっくり楽しんでいただけるように、初日はご予約いただいた方のみご入場可能と
させていただきます。23日(月・祝)からは予約なしでどなたでもご入場いただけます。
 
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杉江薫展
「ほころぶ」
 
2026年2月22日(日)~3月1日(日)
13:00 - 18:00 会期中無休
27日(金)・28日(土)|21:00まで
 
在廊日|22日(日)・23日(月/祝)
 
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minarusuy
「菓と茶の会」
 
”minarusuy” 中田深雪さんにお越しいただき菓子とお茶の会を開きます。薫さんの植物
満たされた場と深雪さんの菓子。その時間ごとお楽しみください。
 
2月22日(日) 
 一部|13:00〜15:00
 二部|15:30〜17:30
※会終了後にゆっくり展示をご覧いただける時間を設けています。
 
内容|はじまりの菓と茶
   菓子2皿
   茶2種
 
料金|6000円 
定員|各回6名
 
「菓と茶の会」のご予約・お問合せはinfo@norm-s.jpまで。お名前・お電話番号・
参加人数・ご希望時間・アレルギーの有無、を添えてご連絡ください。
 


 
|杉江薫|  kfleurs.com
大阪吹田市にて植物のアトリエを営む
花を「生ける」ことを軸に
植物の自然な姿を風景にしつらえる

 


 

かたすみ に

前回から一年、ここにまた宮武さんの作品が広がります。
木を削り、粘土を重ね、再び削る。その工程を経て生まれるかたちは、多くを語らず静か
にそこに在ります。宮武さんの作品を前にすると気持ちがふと緩み澄んだ空気に包まれ
ような感覚を覚えます。見る者の心に穏やかな余白を生み出しているからなのでしょうか。
 
欠けや歪みを含んだ存在が、人の心に静けさをもたらすことがあります。宮武さんの彫像
は、特定の象徴や物語に回収されることなく、距離を保ったままそこに在り続けているも
の。その中に、人の内側に重なり合うさまざまな感覚や記憶が、淡く浮かび上がってくる
のかもしれません。
 
本展では、一年前の展示の流れを汲みながら、新たに手を加えられた作品を含め、多数の
木彫作品が並びます。部屋の片隅で、ふと視線を受け止めるような存在たちとの出会いを
お楽しみいただけましたら幸いです。
 
会期中は小部屋を喫茶の場としてオープンします。宮武さんの作品を展示した小部屋でゆ
っくり過ごしていただけるように。少しだけ、部屋の片隅に置いた作品と共にする時間を
楽しんでいただけたら幸いです。
 
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宮武史郎展
「かたすみ に」
 
2026年1月24日(土)~2月1日(日)
13:00 - 18:00 会期中無休
30日(金)・31日(土)|21:00まで
 
在廊日|24日(土)
 


 
|宮武史郎|
香川県出身、名古屋市在住。
人形劇団に在籍しながら、自分の手元に漂泊してきたモノと対話し、
何かを表すことをしている。